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  • ludo*ルード

新年のごあいさつとおすすめの本

更新日:1月3日

あっという間に2022年が終わりました。

2022年は、とてもお問い合わせの多い年でした。

現在ルードでは、40人弱の生徒さんが受講してくださっています。

一人ひとりの好きなこと、興味関心、学び方、考え方の癖、性格などをトータルで見ながら、生徒さん、保護者の方と共に学びを作っていますので、1対大勢のレッスンはできません。

そうすると、どうしても受講枠が限られますので、他のスクールなどをご紹介させていただいたりもしました。

その際も、なるべくお子さん本人やご家庭のお悩みや希望に合うものをご提案しています。

そういったお問い合わせも含め、多くのご家庭とやりとりさせていただいた1年でした。


ご家庭や子どもたちからの相談を受けていると、根底に流れている共通の悩み、といったものを感じます。

それは、子育て、教育、学校、受験に底通する「根っこの課題」なのだろうと思います。

例えば、

やる気はどうしたら湧いてくるのか

宿題をいやがる…

勉強しているのに成績が上がらない

何度も同じ注意でうんざり

などなど


もしかしたら、そんなお悩みを解決するヒントになるかもしれない本をご紹介したいと思います。


東洋経済が厳選、「これだけは読んでおくべき」教育関係者にお薦めしたい10冊2022年がわかる、23年に備える教育トレンド

https://toyokeizai.net/articles/-/638870


こちら、東洋経済education×ICT編集部が運営する教育関連の記事ですが、保護者の方が読んでも、とても参考になると思います。


この10冊のうち、


  1. 〈叱る依存〉がとまらない(著:村中直人)

  2. メタ認知 あなたの頭はもっとよくなる(著:三宮真智子)

  3. 子どもたちに民主主義を教えよう(著:工藤勇一、苫野一徳)

  4. 学校の中の発達障害(著:本田秀夫)

は、ルードの蔵書にありますので、この4冊のおすすめポイントを紹介したいと思います。


1.〈叱る依存〉がとまらない(著:村中直人)

「叱る」ことは、子育てや教室の中でもとても身近な行動だと思います。

「本当は叱りたくないのに、また叱ってしまった…」

そんな気持ちを持ったことがある方は特に必読です。

「叱る」の本質とはなにか、「叱る」に効果はあるのか?

脳科学の知見もふまえて科学的にかつ分かりやすく説明されています。

また、子どもに学びをどんどん吸収してほしい方、思考力を高めてほしい方もぜひお読みください。

「痛い目にあえば、追い詰められれば、力を発揮する」という考えが間違いであることが分かると思います。


2.メタ認知 あなたの頭はもっとよくなる(著:三宮真智子)

こちらの本、副題に「あなたの頭はもっとよくなる」とあるように、認知心理学、教育心理学の専門家が、まさに、”頭がよくなる” 頭の使い方を解説しています。

新書でページ数も多くないので、さっと読めるのもおすすめポイントです。

「メタ認知」は、子どもが自分の学びを客観的・俯瞰的に見る力のことで、「主体的に学ぶ力」「自己調整力」に欠かせないものです。

正しい知識やすばらしい解き方などをいくら教えてもらっても、つまり、一流の先生から最高の授業を受けても、自分がその知識や方法にどう向き合えているのかという、自分自身を分かっていなければ、身につくことはほとんどありません。

「メタ認知」は大人でも使いこなせていない方が多いのですが、だからと言って、子どもには無理というわけではありません。

まさに、「そのような頭の使い方をするのか!」ということを、知る機会があったかどうか、が分かれ目になるでしょう。

ちなみにルードでは、認知心理学に基づいたこの「メタ認知」をベースに、レッスンを行っています。


3.子どもたちに民主主義を教えよう(著:工藤勇一、苫野一徳)

「え、民主主義?学習と関係ある?」と思われるかもしれません。

宿題や定期テストを、疑うことなく「当たり前」と思っていませんか?

「多数決」が民主的な解決方法と思っている方はいませんか?

子ども同士のトラブルや、親子のいさかいの時に、私たち大人は「民主的」な解決方法を子どもたちに示すことができているでしょうか?

これからの社会では(本当はこれまでもですが)、「言われた通りやる」能力は求められません。

自律的に行動できる能力が必要とされています。

そして、すべてのことを「自分ごと」としてとらえる力がある子どもは、当然「学力」も伸びます。

また、社会や未来に希望を持つことができれば、「やる気」は増します。

子どもに生き生きとした毎日を過ごしてほしい方、ぜひ読んでみてください。


4.学校の中の発達障害(著:本田秀夫)

「発達障害とついているから、一部の子どもたちのための本かな」

そう思われたとしたら、そこにはいろいろな誤解がありそうです。

まず、発達障害は「個人の中にある障害」ではなく、「個々の特性と環境との間に起こる障害」と考えた方がよいでしょう。

ですから、「標準」の幅によって、「障害」になったりならなかったりします。

そして、発達障害かそうでないかに明確な線引きはなく、「標準」とされるものから、なだらかにつながっています。「濃淡」と考えると分かりやすいかもしれません。

発達の様子は一人ひとり違うのが当然ですから、関係ないと思わず一度読んでみると、子育てや学習サポートのヒントが得られると思います。

また、こちらの本は、「発達障害」よりはむしろ「今の学校の様子・問題点」に焦点が当てられています。

学校で注意を受けることが多い、なんだかうまくいかない、学級崩壊している、そんな不安を持たれている方にもおすすめです。

さらに、

「学校とは何か」

「学力とは何か」

「教育で一番大事なのは何か?」

を知りたい方もぜひお読みください。


この4冊はルードの教室にありますので、どんな本か中身を見てみたいという方、どうぞ見にいらしてください。


教育って、私たちも子どもの頃から受けてきたものなので、どうしても自分たちが経験したものをスタンダードなもの、普遍的なものと考えがちです。

他を知らないのですから、それはいたしかたないことだと思います。

ですが、そもそも子どもは親とは別の生き物ですし、子どもたちは「未来を生きる人」です。

また、学ぶ内容も学び方も、時代とともに変わっていきます。

こうした本を手がかりに、ものの見方や価値観をアップデートしていけるといいなと思います。


最後に、2023年1月現在のスケジュールをお知らせいたします。

新年度に向けて、またスケジュールの変更もあると思いますが、現時点でのスケジュールはこちらからご確認いただけますので、よろしければご覧ください。


2023年も子どもたちに「楽しかった!」と言ってもらえるようなレッスンにしたいと思います。

改めまして、2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

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