ろんりって?
論理というと少し難しく感じますが、つまりは、「物事のすじみち」ということです。
また、論理的というと、情感のない冷たい印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、自分ではない他人の考えや思いを、会話や文章から正確に読み取ることは、相手の表情や声色などの情報と共に、他人を理解するためにとても大事な要素です。
論理的に捉えることが、相手を理解しようとする姿勢そのものだと思います。
PISAでは‥
OECDが実施しているPISA(国際的な学習到達度)の2018年の結果では、日本の読解力の低下が示されました。
文部科学省の国立教育政策研究所のまとめによると、日本の生徒の正答率が比較的低かったのは、
「テキストから情報を探し出す問題」
「テキストの質と信ぴょう性を評価する問題」
でした。
また、
「自分の考えを他者に伝わるように根拠を示して説明すること」
にも課題があるとされています。
ネットの社会になった今日では、膨大な情報から、確かなものを判断して、 選択し、使いこなす力が必要です。
2022年の結果では、日本の読解力の回復が示されましたが、さらにこの先ますます発展するAIと共存・協働していくためにも、論理的に物事を考え、伝える力が不可欠となるでしょう。
物語を味わう力
説明文や解説文にばかり、論理的な力が必要だと思われがちですが、実は、物語文を味わうにも、文章のすじみちを正確に捉える力が不可欠です。
作者が表現したかったこと、伝えたかった思いや情景に思いをはせるためには、文章に使われている語彙やその使われ方を正確に読み取ることが、まず大事だろうと思います。
論理的アプローチで作者の表現を正確に受け取ってはじめて、その表現に対して自分は何を感じるか、何を思うか、という具合に、その世界に浸ることができます。
それが、物語を味わう醍醐味です。
ろんりこくごでは
出口式みらい学習教室の論理国語[ろんりこくご]の教材には、論理的に読み取ったり、表現する力が、自然と楽しく身につく工夫がされています。
また、ろんりこくごは親子で学ぶので、親子の共通体験、コミュニケーション、そして、遊び道具のひとつになります。
保護者の方も、ぜひ楽しんでください。
出口式みらい学習教室についてはこちらもご覧ください。
スケジュール
(年間40回開講)
親子で学んでいただくことをおすすめしています。
お子さんに「きちんと」学習させるためではなく、一緒に学びの時間を共有し、ご家庭での学びのタネにするためです。
お子さんの学習の時間は約40分です。
そのあと、保護者の方向けに、学習のポイントについてご説明します。
出口式みらい学習教室は無学年制です。年齢はあくまで目安に過ぎません。
未就学児の方がS1クラスを受講したり、小学生がYクラスから着実に取り組んだりすることも可能です。
適したクラスについては、クラス分けテストを受けていただいてから決定いたします。
子どもの発達は個人差が大きく、一律のラインで区切られるものではありません。
ぴったり合ったクラスで学ぶことが、お子さんのポテンシャルを最大限に伸ばすことにつながります。
受講料には教材費も含まれています。また、入会された方にレッスンで使用する教具カードをプレゼント中です!
まずは、無料体験をお試しください。
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